定期的にチェックポイントを実行することは、TimesTenデータ・ストアを操作する上で重要です。チェックポイントの頻度をチューニングすると、アプリケーションによっては有効な場合があります。
TimesTenでは、ディスク上にデータ・ストアの内容の完全なイメージを2つ保持しています。これらのイメージをチェックポイントといいます。TimesTenでは、これらのディスク上のチェックポイントを自動更新し、現在のデータ・ストアの内容と同期化しています。これはバックグラウンドで非同期に実行され、アプリケーションの介入はありません。これらの定期的なチェックポイントは、次の理由から重要です。
デフォルトでは、TimesTenは、600秒(10分)ごと、または64MBのログ・データが書き込まれたとき(いずれか早い方)に、データ・ストアのチェックポイントを実行します。この動作は、必要に応じて、CkptFrequencyおよびCkptLogVolumeデータ・ストア属性を使用して変更できます。